メモ：３月５日は中国株下落のあおりを受けて為替相場も急落し、底を打った日。
その底でクロス円を買った場合の値動きがこのチャート。
７月下旬サブプライムローン問題から始まった信用収縮の波が、８月に円キャリートレードの手仕舞いやロスカットを誘発して暴落相場へ。
個人でも遅くとも７月下旬の下げで損切り出来ていれば、８月の暴落を回避するかショート参戦できた。私はここ（7/23頃）で仕切ってセーフ。
ただ、もし３月５日の底でクロス円ロングしていたとすれば、スイス円以外はマイナスにはなっていない（スワップは考えない）。
今回あぶりだされた玉はむしろ、４月以降のトレンドに乗っていた玉といえる。
３月５日で損した大口参加者が損を取り戻し、トレンド形成して約２倍の利益確保し、悪材料を利用して売り抜けたならこの下げも自然な動き。
しかし８月１４日以降はオーバーシュート。個人の提灯玉はここで持っていかれているだろう。それでも３月の底は割っていない。
結局、暴落ではあったが市場のメカニズムやモメンタムの反転にまではまだ達していないと仮定しておきたい。（2007.8.25 ポップンポール）
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