ベイビーなんて素敵な夜なんだ。なにが素敵ってミーが世界にはばたく記念日なんだ。今夜はそのパーティだったのさ。
ジャパン各界のナンバーワンが顔を揃えてミーに挨拶に来た。でもミーには、そんなの些細なことなのさ。わかるかなこの気持ち。ミーはワールドしか見てないのさ。どう、わかる?
ふふ、やっぱりわからないかなユーたちには。ショ・ミ・ンって言うんだっけ、ユーたちのこと。所詮庶民とは住む世界が違いすぎるものね。おっと「しょせんしょみん」なんて、ダジャレも今夜は冴えてるな。
ミー最近さ、神に近づいていくのがわかるんだ。なんていうのかな、世界はミーのものって感覚、すごくよく理解できる。アレキサンダー大王っていたでしょ。彼もなかなかやるけど、ミーに比べればスモールだよね。
ミーでもチャイルドの頃は苦労してるんだよ。神って存在が信じられなかったんだ。全知全能のゴッドなんているわけないと思ってた。でも違ってたよ。それがミーだってことに気付いてなかったんだ。ははっ。笑っちゃうだろ!気付かないで庶民のチルドレンなんかとおなじスクールにいたんだぜ。
ま、いま考えると庶民のチルドレンはみんなミーに近寄れなかったけどね。クラスメイトとは話したことなかったし。恐れ多い存在だったと思うよミーって。
友達?フレンズってこと?いるわけないじゃんそんなの。だってミーは孤高の神なんだよ。庶民と気軽にトークなんてナンセンス。本当はさ、ユーと話すこともアンビリーバボーなんだよ。ユーアンダスタン?
逆に悪いことしたよ庶民のチルドレンにはね。みんなミーを見て自分の愚かさに気付いちゃうでしょ。慈悲深いからミーって。ハートが傷むのさ。
ごめんねなんて言わないよ。ミーは生まれてから一度もあやまったことないんだ。だってそうだろ。ミーはゴッドなんだぜ。
初恋?あったさ。気まぐれってやつかな。マネーを見せればイッパツさ。もちろん遊びに決まってる。相手は庶民だよ。勘弁してよ。
でも誘いを断るバカ女もいたな。「自分のことわかってないサイテー男!」なんて言うんだ。ケッサクだろ。ミーほどクレバーガイはいないのに。自分の愚かさに気付かないガールズって可哀相だよね。
よく思うんだけど、なんでみんなフールなの?君もおバカさんなの?「バカを相手にバカ話」か、プーッ、ホントに今夜は冴えてるなあ。あ、テーマはやっぱり許せないだったね。ミーには関係ないね。みーんな許しちゃう。慈悲深いっていったろ。聞いとけよミーのお言葉。ミーは最高なんだよ。ま、そんなユーも許しちゃうけどね。この世に許せないサムシングなんてないのさ。◆
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