【MIDI Christmas Top Page】 2001 ☆彡 ☆　サイレントナイト２００２ ＳＦのような２１世紀のはじまり 昨年ここにこう書きました。「西暦２０００年がそうであったように、２１世紀もいつもと変わらない日常の中で訪れます」と。でも実際の訪れた２１世紀は９月１１日の米国同時多発テロによって、これまでとはまったく違う事態に直面してしまいました。まるでハリウッド映画を見ているかのようにテレビの中で崩れ落ちた１１０階建ての世界貿易センタービル。それが現実だとは到底思えない映像でした。その日からニューヨークもアフガニスタンも眠れない夜がはじまりました。そんな時代の幕開けですが、速く世界中が本当の「聖なる夜」を迎えられるよう祈りたい。でも祈るべき神はどこにもいないのです。いるとすれば、それはボクたち私たちの心のなかにいる。人として生きようとする気持ち、人のために生きようとする気持ち、その広がりでしか、この戦争の時代を終わらせることはできません。信じる心は外の神にではなく、内なる心にもって生きよう。それを忘れないためのクリスマスであって欲しいと思います。 Pop'n PollはSanta苦労'sのプロデューサです（どちらも私なんですが）。 サイレントナイト２００２(silentnight2002) 　毎年３曲づつ作ってきましたが、今年はついに１曲だけに．．．今年はやめようかなとか、過去のリミックスでお茶を濁そうかなとか、姑息なことを考えつつ、しかしなんとか１曲だけでも作れてよかった。今後はこのペースになるかもしれませんが、続けていきたいとは思っていますんでよろしく。曲調は往年のハウス・ミュージック（あるいはテクノ歌謡）調にしつつ、１９７０年代ソウルっぽいストリングスを味付けにと思ってこんな曲になりました。サイレントナイトのイメージとは結構かけ離れた感じになったんじゃないでしょうか（笑）。シンセベースの音が強くて、イントロもなくいきなり始まるテンカーベル系の主旋律が最初は聞き取れないかもしれません。でもベースで引っ張る曲にしたかったので、これでいいんです！最初は違和感がありますが、聴いてるうちになんとなくこれはこれでいいんじゃないかという気分になってきます（たぶん）。そのあと普通のきよしこの夜っぽくなってホッとする瞬間もつかの間、導入部の強いベースが繰り返され、いろんな音がゴチャまぜになりつつスパっと、まさに清く終わるという曲です。短いですが、それなりにサンタ苦労ズの要素は詰め込んでます〜。 　 【ページの先頭】 　 【HOME】 【liner Notes 2000】 【MIDI Christmas Top Page】 Tajiri Wataru as Pop'n Poll popnpoll.wataru@nifty.ne.jp